腰痛になった場合に整骨院に行かれる方も多いでしょう。
「こんな腰痛は健康保険が使えるの?」
整骨院では、腰痛になられてお困りの方が、
お電話でこのようにお尋ねになられるケースもございます。
そこであなたの腰痛が、健康保険が使えるのかどうかを簡単に分かりやすく、
柔道整復師が解説いたします。
肩こりが整骨院で健康保険を使って施術を行えるのかについては、こちらのブログをご参照ください。
腰痛が整骨院(接骨院)で健康保険が使える場合の条件
腰痛が整骨院(接骨院)で健康保険が使えるのかは、
その腰痛が急性的もしくは亜急性的な腰痛なのか、慢性的な腰痛なのかによって判断されます。
急性・亜急性の外傷性腰痛の場合は整骨院で健康保険が使える
健康保険が適用される腰痛は、急性または亜急性の外傷性腰痛に限られます。
腰痛で、整骨院で健康保険が使える症状として多いのが、
「ぎっくり腰」です。
ぎっくり腰は、硬くなった腰部の筋肉が、ふとした動作の拍子に筋繊維が切れたりすることで傷が出来、損傷してしまう状態です。
整骨院ではぎっくり腰は、「腰椎捻挫」や「背部挫傷」、お尻周りも痛めてしまっている場合は「臀部挫傷」などとして取り扱います。
ぎっくり腰のような外傷性の腰痛に対して、整骨院で健康保険適応が可能です。
このように、腰痛がどのようなことが原因となって起こったのか、
その腰痛が生じた原因(きっかけ)によって、
健康保険が使えるのか、使えないのかの判断が分かれます。
それに加え、その腰痛が整骨院で健康保険が使える場合は、プライベート時に痛めた腰痛に限ります。
ちなみに、お仕事中や通勤途上に生じた腰痛は労災になります。
整骨院で健康保険適応される腰痛事例
ここで、整骨院で健康保険適応となる腰痛の事例をわかりやすくご紹介いたします。
- 朝起き上がりの際に痛めた腰痛
- 洗面動作でかがんだ際に出た腰痛
- くしゃみをした時に出た腰痛
- イスから立ち上がった際に出た腰痛
- 重いものを抱えた際に出た腰痛
- 寝返りの動作で痛めた腰痛
- スポーツをしている最中に痛めた腰痛
- 転倒して腰部を打った
- 子供を抱き上げた際に腰痛が出た
この事例のように、整骨院で健康保険適応される場合は、
突然の動作で腰に痛みが生じた場合です。
これらのケースでは、整骨院で健康保険を適応することが出来ます。
慢性的な腰痛は適用外
一方で、慢性的な腰痛や腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などからくる腰痛は、
健康保険の適用外となります。
慢性的な腰痛があっても、急性的な腰痛が生じた場合は、
整骨院で健康保険を使って施術が受けられます。
整骨院で健康保険を利用する際の注意点
整骨院で健康保険を利用する場合、以下の点に注意が必要です。
- 窓口で健康保険証の提示
健康保険証を持参し、受付で提示してください。
- カウンセリング
初めのカウンセリング用紙に、腰痛の原因や発症時期、症状の詳細を伝えることが重要です。
その情報をもとに、今回の腰痛が急性的な腰痛によって引き起こされたものかどうかを判断する手掛かりになります。
- 健康保険適用の確認
施術前に、今回の腰痛での症状が健康保険が適用されるかどうかを確認しましょう。
また、健康保険が適応されなかった場合は全額自費になります。
整骨院で健康保険を利用する場合であっても、柔道整復師が行う手技療法や電気療法などの施術が保険適用となりますが、一部の施術は保険適用外となる場合があります。
まとめ
腰痛の施術において、整骨院で健康保険を利用することは可能ですが、
急性・亜急性の外傷性の腰痛に限られることを理解しておく必要があります。
広島県にお住いの方で、腰痛でお困りの方は、東広島市にある東広島鍼灸整骨院にご相談ください。
腰痛の解消には深層部までアプローチできる東広島鍼灸整骨院の腰痛施術がおススメです。
腰痛と言っても人それぞれ原因や症状は違います。あなたに最適な施術方法を選択し、根本解消に繋がる様に誠心誠意サポートいたします。また、腰痛施術には鍼灸もおススメです。鍼灸は自費にはなりますが、ぜひ腰痛の根本的な解消を目指される方にはおススメですので、ぜひ一度お試しください。
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